パイセン
ゲリラ豪雨予想も見事に外れちゃって、快晴な一日の土曜日でした。
朝から風が強くて涼しいくらい。
二週間前から始まったリフォーム工事も本日、引き渡し完了です。
久しぶりに最初から最後まで携わった現場。
工期が短めでしたので少々大変でしたが、終わりを迎えると何処か寂しさを感じます。
那須哲也です。
最近の現場作業は俗に言う、手道具の出番が少なく電動工具が主流。
刃物関係も替え刃が多く出回っていて研ぎものをする機会がめっぽう減ってしまいました。
「時代に合ったやり方」も取り入れていかなければなりませんが「古き良き時代の技術」は継承する必要があると考えている私にとって、現場作業中の指導はエンジンがかかってしまいます。
“リフォームの出来ない大工は大工ではない!”
“研ぎものが出来ない大工は大工ではない。”
と、常々口に出しているので若衆達には
「鑿を研げ」「鉋を研げ」と言い続けてきました。
ものになるにはそれなりの鍛錬が必要なだけに、サボりがちになることもしばしば。
100%とはいきませんが、かなり上達したパイセンが後輩に教えるまでになりました。↓
「こうやって、ああやって」と口での説明は下手くそだけど、教えているパイセンの姿をそばで見ているとなんとも頼もしいではありませんか。
「怠けないでやれよ!」と心のなかで呟いている私でした。
↑こちらのパイセンは見てるだけ😁