ぴなり閉店しました
冬の明け方は空気が澄んでいます
那須 恭子です
ぴなりを閉じました
今まで、N-STYLEの方々にも本当にお世話になってきました
改装…修理…イベントの搬入…手伝い…
お客様として家族で来て下さったり
忘年会、ゴルフコンペでも使って貰いました
そして、N-STYLEの研修場所としても
若手に頑張ってサービス業を体験して貰いました
凄く凄く迷いました
1日や2日じゃなく、何年も迷った様に思います
そして、ぴなりをしながらずっとN-STYLEの存在を隠していた様にも思えます
ぴなりにしてもN-STYLEにしても
お互いを利用しあうのは嫌だったのです
お互いが其々のお客様を想って、面と向かってお付き合いしたかったのです
でも、結局最後までN-STYLEに助けてもらう事になりそうです(^^;;
(彼女はいつも自分のまま…です)
振り返ってみれば…
私がぴなりをする事によって、娘が海外に行く事になったと思います
それは、決して悪い事では無く、むしろいい事だったと思います
勿論、答えは私では無く、娘が出す事です
でも、一緒に過ごす時間は減りました
私にとっては少し寂しい事です
主人にも…仕事終わりに店に来て夕食を食べてもらったり、外食して貰ったり
最後は休みの日には店の手伝いをしてもらいました
しんどかったと思います
自分の仕事だけに没頭したかったでしょう
ちょっと立ち止まって、ゆっくり考えてみました
私が店を経営する事は決して悪い事ではありません
前に進み、自分を見つめ、向上し…
素晴らしい事です
経営者というので、主人とは同レベルの視点を持ち
話す事が出来ました
私の辛さを聞いて貰うと同時に
主人の気持ちもよくわかりました
でも…主婦として、主人のパートナーとして
少し
私の想いと離れて行っているように感じたのです
私は私自身がドンドン成長するのを望んでいるのではない(語弊があるかな?)
家庭とのバランスを取れない自分は嫌だったのです
私は不器用で…
そして、年齢の事もあり、自分のベストな状態を保つ体調も持ち合わせてなかったのです
体調が伴わないのが、何より家族に影響を及ぼした様に思えます
主人とは何百回話し合いました
私に付いて来てくれたスタッフ、そしてお客様を
裏切ることにならないか?
それが何よりの問題点でした
そして、私自身の体調に働き方改革が必要な時期であった事
この先私も主人のパートナーとして
N-STYLEを一緒に守っていきたいと感じた事
(そこには家庭を守る事も含まれています)
それが今回の結論への理由です
ぴなりに足を運んで下さった皆様
本当にありがとうございました
私の理想は会社と自宅を一緒の建物にして
お料理をいっぱい作って、従業員のみんなに
いっぱい食べてもらう事
仕事で疲れてる時にご飯を振る舞いたいです
社員食堂?笑
そして、ずっとやりたかったデザイン
設計までは及ばないかもしれませんが
何かを追求して、突き詰めるのというのを
ぴなり、そしてN-STYLEで学びました
インテリアデザインを仕事に出来る様に
頑張りたいと思います
(彼女は何を頑張っているのだろう?)
それから、男性だけの社会、女性だけの社会は
やはり何かに欠けます
だから私は皆んなの奥様の声として
口酸っぱい事を言い続けたいと思います
早く帰ってもらう事、家庭を一番にしてもらう事
娘がいたニュージーランドでは5時にホームセンターが
閉まります
仕事は5時までなのです!
子供達も平日は学校が終わったら直ぐに帰ります
友達と遊ぶのは週末です
平日は家族と過ごすのです
北欧もそうです
男女平等で.家庭も仕事も夫婦で共有です
多くの会社が、いえ、日本の社会がそういう方向に
向かっていっています
らしさ…
そう人間らしさに戻っていこうとしているのです
N-STYLEも家族を守る会社でありたいと
願います
ぴなりを…今までありがとうございました
これからはN-STYLE一本です
どうぞ、宜しくお願いします!
ゆっくり、のんびり、だらだらも
時には必要!