大工の歴史
こんばんは、大澤です
一度は気になった大工の歴史
立派な大工になるには、知る必要かもしれません
これをご紹介します
江戸時代、大工をはじめとする職人の仕事の種類は140種類もあったといいます
とりわけ、大工、左官、鳶は花形職人としてもてはやされていたといいます
左官は壁などを塗る職人、鳶は建設現場の高いところで作業をする職人を指します
今の時代にあっても、そのどれも建築現場では欠かせない仕事です
この事があることから、大工、ではなく大工さんという呼び名に変わったのでしょうか
皆さん、大工の神様をご存知でしょうか
知らない方が多数おられると思いますが、大工の神様とは、聖徳太子なのです!
なぜ聖徳太子なのか、不思議に思いました
一説によると、聖徳太子は現代に伝わる大工道具の「差し金(曲尺)」を中国から持ち込み、日本の職人たちに広めたといわれています
また、建築に携わる職人の育成や組織づくりに努め、法隆寺をはじめとする寺院の建立にも尽力したことから、建築・土木の守護神として信仰され、「大工の神様」と言われるようなったのでしょう
この右官に代わる「大工」という名称が登場したのは、奈良時代に入ってからのこと寺社や朝廷の建築物を担当する木工寮という役所がつくられ、その中の職人のランクとして「大工」「小工」「長上工」「番匠工」という役職が置かれました
つまり、もともと大工は「職人の長・上位者」という位置づけで使われていたのです
大工さんの歴史はまだまだ続きますが、前半と後半に分かれてまた来週お楽しみにしておいてください
このような歴史を勉強していると楽しくて仕方がないです
ワクワクしながら、調べて覚えてみるとしっかりと頭に入ってきます
現場の事もしっかりと座学で勉強して振り返りをしています
思い出すとほとんど怒られている事が多いですが、たまに褒められている事を思い出すと嬉しいものです
ありがとうございます