職人の原点

那須裕史です。
数週間前事ですが先輩社員の方が神戸市に大工道具の博物館がありそれに行ってきたという話を聞いていて、今日行って来ました。
話を聞いた時かなり興味を持ち「とても面白かった、見たことない道具もあり勉強になった」と言っていたので行こうと即決断。
たまたま私用で神戸に用事があったので時間を作って行って来ました。
20数年も大工をやっている方が見たことない道具があるのでまだ数年しかしていない私が知らないのは当たり前。
よく知る鑿(のみ)や鉋(かんな)ですらこんなにも沢山種類があるのか…
昔は原木から全て人の手加工。
今ではプレカットの技術が発達しているので原木を加工する事がまずないので今の若い大工さんはやり方すら知らないでしょう。
電動工具が主流になっている今は昔の道具の半分ですら今は使いこなせていない。
どうやって使う道具なの?と疑問に思うものも多かったですが使い方の動画を見てなるほど!と。
職人と呼ばれるには電動工具を使えるだけではダメ。
鑿や鉋を完璧に使いこなせてこその職人なんだなと思いました。
そして完璧に使うには手入れができないといけない。
今やっている事が職人と呼ばれる為の本当の第一歩だと痛感しました。
ただやっているだけではいけない。
目的を持ったほうがやり遂げられる。
今日改めて目的の核心を得られました。