時代の流れかな?
菅隆行です。
この前、テレビで神戸にある竹中博物館の事を放送していました。
この博物館では、奈良時代頃から使われていた大工道具が
たくさん展示している事を知り
行って来ました。
私は大工をやり初めて25年が経ちます。
弟子の頃使っていた道具や今まで見たこと事の無い
道具がたくさん展示してありました。
見ていると楽しくて夢中になってしまいました。
館内を歩いていると、釘を使わないで家やお寺を建てる時に用いる
柱の継方や梁と梁の継方の模型など何個か展示されていました。
その中に四方鎌継ぎ、の模型がありました。
他の模型は簡単に外れたのですが四方鎌継ぎだけは
左右に引っ張っても、上下に引っ張っても外れませんでした。
何人かのお客様も挑戦していましたが外れなくて
諦める人もたくさんいました。
その中に外国のカップルの人が四方鎌継ぎに挑戦していました。
私もなかなか分からなかった事をすんなりと外してしまいました。
そうです。
斜めにスライドしたのです。
私は思いました。
発想の転換は大事だと。
そして昔の人の技術の凄さに
驚かされました。
時代流なのでしょう。
今では何でも電気道具を使います。
私達もそれに頼ってしまいます。
時代の流れて凄いなと感じます。
もう一回行こうと思います。