電磁波過敏症と化学物質過敏症

電磁波過敏症と化学物質過敏症9割で併発します。

 

空気中に漂うもので、建材のホルムアルデヒドのほか、香水、殺虫剤、排気ガス。
また、肌に接触するものでも、化粧品、化学繊維、合成洗剤で洗った衣類、プラスチックなどもそうです。
食べ物でも、防腐剤や着色剤などの食品添加物、わずかな農薬が、原因となります。

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問題は、この化学物質過敏症は、ほかの病気と間違われる事が多いという事です。

ここは、電磁波過敏症も同じでほかの病気と間違われる。

一度、化学物質過敏症になると、最初の原因となった化学物質以外にも、どんどん過敏に反応してしまうようになるのが、この病気の特徴です。そして、どうもおかしい、となって、病院を変えたところ、病気は高血圧ではなく、化学物質過敏症だとわかり、治療を変えて、回復していったということでした。

他にも、化学物質過敏症を別の病気と間違えるケースは多いんです。例えば、頭痛で検査をしても異常がないので、「自律神経失調症」だと言われたり、のぼせてほてりがひどいので、「更年期障害」だと言われる。また、疲れがなかなかとれず「慢性疲労症候群」など、中には原因不明とされる人も。特に今頃の季節は、花粉症と間違えられることも多く、またアトピー性皮膚炎など、特定物質に対するアレルギーだと診断され、間違った治療で悪化することもあります。

★一致しない原因と症状
化学物質過敏症を見つけるのが難しいのは、原因と症状が一致しないためです。
花粉症なら、スギ花粉などで、鼻炎などの症状が出ることは決まっています。一方、化学物質過敏症では、人によって、発症する物質と症状の関係は様々です。
同じ物質が原因でも、頭痛の人もいれば、目がかゆくなる人もいてわかりにくい。
症状から原因が割り出せないので、診断が遅れてしまうことになります。
この診断の難しさは、化学物質過敏症が発症するメカニズムにも原因があります。

 

★アレルギーと何が違うの?
化学物質過敏症と、花粉症などのアレルギーとでは大きな違いがあります。ある物質に反応してしまうという意味では、アレルギーも化学物質過敏症も同じですが、そのメカニズムは、全く違います。
アレルギーは、異物が体に入った時、それをやっつけようとする免疫反応で起きます。
一方、化学物質過敏症の大半は、化学物質が自律神経系へ作用することで起こります。
このため、アレルギーの場合は、血液検査で明確な反応があります。
しかし、化学物質過敏症は、自律神経の異常のため、血液検査では異常はみられない。だから、発見することが難しいんです。
特に、診断を間違えると、効かない薬を飲むことになり、薬は化学物質なので、それに過敏に反応してしまい、悪化する危険があります。

*TBSラジオより

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