ありがたい事

那須裕史です。
2ヶ月ほど前から神戸にある設計事務所の設計士の先生の所へ隔週で勉強させてもらいに行っています。
大工が設計士さんの所へ何を勉強しにいくのか?
初めは少し疑問に思いながら通いだしました。
弊社の社長がいつも仰っていることは、
一職人ではあかん。
今は職人自らが営業もできないと。
今は自分が目指している所は
自分で一貫性の仕事をする事。
自らが営業して仕事をとってきて、見積もり、施工、お客様に請求、集金まで。
とは言うもののそんな簡単に仕事を頂けるわけでもなく、人と喋る事も苦手なので。
説明しても上手く伝えることができません。
その事情を知った先生は上手に相手に考えや思い
を伝える事ができるようになるには本を読むことが重要だと言われていました。
それに借りるのではなく自分で買った本を。
期限を決めて小説を一冊読むこと、その本について読書感想文を書くこと。
先生から課題をもらってそれに取り組みました。
元々小説とかを読むことが無く本を読むことが苦手でした。
しかしそれは自分の思い込み。
実際に買って読んでみると凄く面白かったです。
地球星人という村田沙耶香さんが書いた小説。
最初のストーリーからは全く想像できない結末になっていました。
面白いので一度読んで貰えると嬉しいです。
次は村田沙耶香さんが書いた別の小説を読んでみようと思います。
その後の勉強会では自分で考えて平面図を書いたり安藤忠雄さんの建物をみて書いたりしました。
社長の想いは若い者には設計の方も少しできるようになってほしいと考えられているそうです。
その想いの期待に応えるため、自分の為に一回一回を大切にしていきたいです。
先日忘年会へ参加させて頂いた道中に綺麗だったのでパシャリ。