かんなについて
こんばんは、大澤です
かんなを研いでいます
鉋を研いでいると、砥石と、刃の隙間の空気が無くなって密着して、かんなが立つそうです
それを聞き、それを目指すのはついでの話で、
本当の意味は、空気が入らない程、砥石に対して、刃が真っ直ぐだという表しでもあります
かんなが立つなど、僕も実際見たことないですが、
そのような事がある事ですら知らなかったです
鉋で木材を削るのに、必要な工程があります
前提の話である刃を研ぐ事
上図をご覧になるとお分かりですが
刃物類は研ぐことにより右図の様に刃先が直線上になります
使用しておりますと左図のように丸くなります
俗称 丸刃
この状態になりますと、切れないカンナ、ノミ
刃の赤く表示した部分に抵抗が掛かり切れません
抵抗があるため、ひっかかる
ひっかかるために力が入る
刃を真っ直ぐに研ぐと抵抗が起こりません
抵抗がないので力がいらない
力のいらない分、楽ですね
楽を選んでいるわけではありません
仕事が早くスムーズに進み、大工として、切れる=できる職人という意識だけでも持ちたいからであります
楽と思う すなわち 切れると思う
これは、研がないと切れないという事です
もう一つは、台を直すという事です
高さや、捻れなどが、木なので発生します
それを、直す事が台の調整です
注目すべき点が3点
1.刃口と台尻、台頭の平行
いわゆる、全体的に平行かどうかです
2.台頭の、捻れ
木が捻ってしまっていると、平行では無くなっているので、削る木が当たるところと当たらない所が出てきます
3.も同じですが、台からの捻れです
この3点を注意して台直しを行います
まだまだ実践出来ていないですが、実践してどういう直し方がいいのか考えてみます
ありがとうございました