N-style

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
ではありません～　　富士山のご来光です

とうとう私も富士山　初登頂しました！
申し遅れました　　那須恭子と申します
今年の1月からN-STYLEのお手伝いをしております
新人ですが、一番年配です😢　半世紀生きてきました😅

どうして私がこの歳で全く未知の建築業界に飛び込んでのか・・・
今までの経歴・・・何がしたいのか・・・等々はおいおいお話しするとして・・・

やれなかった！　やれなかった！！　やれなかった！！！　　やりたかったのにやれなかった！！！！

人生ずっとそんな事を考えて後悔し続けていた自分がいて
直ぐに悶々としたり、何してんだろう？とか思っていました
でもフッ・・と気付いたのです

やれなかったのではなく・・・やらなかったのだ・・・と

だからやりたいと思う事は何でもやる事にしました！
富士山も建築もそうです
勿論、背景には色んな出来事や思いがあります

文章が上手くないので、きちんと表現出来るかわかりませんが、その辺りも今後少しずつ話していきたいと思います

挑戦！し始めた事　
ソロソロ書いてみる？と言われたブログも
やっちゃいます！

そして今年の一大イベント　富士山登山🗻
同年代の方なら、わかって頂けると思いますが、40代から急に体力が落ちて、目が見えなくなって、フラフラしてきて、
気圧に弱くなります
高山病も心配で前日まで悩みました

富士山・・・会社恒例行事になりつつあるのです
しかもマーケティングの勉強でお世話になっている神戸すみれ建築工房、高橋社長率いる皆様と総数30名を超える大所帯での登山となるのでした
体力、体調だけではなく　プレッシャーと不安も併せて緊張のピークです

登りたいけど迷惑かけたくない😭・・ということで　
パートナーが考えてくれた作戦が
皆より先に出発しよう！でした
集合してみんなで登ることに意義がある中、勝手な行動で申し訳なかったのですが
私は一時間早く出発させて頂きました

登り始めると
思ったより岩が多くて…というより富士山って岩山でした
軽石ゴロゴロでした
足元しか見れませんでした
そして気持ちが萎えないように上はなるべく見ない様にしていました
完全に私のペースで、しんどくなったら止まる、水を飲む、酸素を吸う、この繰り返しで一歩一歩ゆっくりあがりました

途中…横を20代の青年2人が追い越していくのですが
「マラソンも山登りも前に進むしかなく、そして一歩ずつ進んでたら、確実に、ゴールにたどりつくんやな～ほんま人生と一緒やな」って・・・
よく聞く話ですが、若者が素直に言ってるのがなんだか素敵に感動しました

富士山に登ったら人生変わる！って仰っていた方がいらしたので期待してましたが
登り始めると・・・
なんの感情も湧きませんでした
不安も期待もありません
テンションあがらず…登る登る登る…と淡々と思うだけでした
人生変わらないかもとさえ感じました
でも若者のセリフもあったからか、ずーっと考え事をしていました
黙々と考えながら・・嫌なことも、腹立つことも・・・今までの悩みを色々とずーっと考えていました
これだけ考えることに時間を費やしたのは初めてかもしれません
勿論登りながらですが・・・

、で登っている時に、フｯ…と上をみたら思ったより目指す山小屋が遠かったり近かったり
思ってた方向と違うことに向かってたり、あっちの道選んだ方がスムーズだったかも…とか
青年達の会話を聞いたせいか人生の目標ってのと重ね合わせました

焦ってもいけない、遅くてもいけない、足元ばかり見てもいけない
上ばかり見てもいけない、それたら軌道修正、勿論こける…
目標を目指すって事をジックリ考えました

そして一緒に登ってくれたパートナーが私の歩調に合わせ、ずっと酸素をくれるのです
なんか犬みたいでしたが😅
その手が無ければ登頂失敗したでしょう

で、私登れたんです
勿論凄くしんどかったですよ
でもやっぱり富士山だな～と思うような不思議な感覚に陥っているのです
登れないとも感じず、嫌だとも感じず、やったぜ！でもなく…
そしてスッキリしているのです
気持ちが凄く落ち着いています
みんなの優しさを貰ったからかもしれません
信頼という気持ちを取り戻したからかもしれません

これが富士山パワーなんでしょうか？

人生かわるってこういう事？

帰ったら白髪が増えていてヘルペスができていました
ポジティブな娘は　デトックス効果～って言ってました　（笑）
体験した伝えたい事が山ほどあるのですが、山に登ったという事でここまでに・・・

というより機械音痴の叔母さんは今から格闘です
同じ年頃のお姉様方に私の奮闘ぶりを伝え勇気を持ってもらえたらいいなぁ
そして色んな思いを分かち合えたら心強いです
どうぞよろしくお願いいたします

最後に・・・来年ですか？

出産みたいな感じです

下山した途端に辛さを忘れました　　（笑）