電磁波担当の独り言ブログ

ベルギー凄い

紙上です。
いろいろと関係している企業や様々な人が絡み合ってるでしょが、べルギーの環境大臣の決断に拍手を送りたい。

 

日本をはじめとする各国が「世界を変える」次世代通信規格として5Gの商用サービス開始を急いでいる。

先日は、米国や韓国で一足先に開始されたとして話題になった。

しかし、5Gを手放しで歓迎する動きばかりかといえば、そうではない。
たとえば、ベルギーの首都ブリュッセルでは別の動きが起こっている。

現行の安全基準に適合していないことを理由に、世界で初めて5Gの導入計画が見送られたというのだ。
いったいどういうことなのか?

今月1日付の「The Brussels Times」によると、ベルギーでも5Gの導入に向けて議論が続いており、3つの通信事業者がブリュッセルでの5G商用サービスの開始を進めている。
ブリュッセルでは放射線に関する厳しい基準が設けられており、現行のままでは5G電波を街中で使うことはできないことから、5G導入のための規制緩和が求められていた。

しかし先日、ベルギーの環境大臣セリーヌ・フレモールト氏は「市民保護のための基準が尊重されないなら、そのような技術は歓迎しない」と、5Gのパイロットプロジェクトを中止したと発表した。さらにフレモールト氏は「ブリュッセルの人々は利益のために売れる健康なモルモットではありません」と述べ、例外を作るつもりはないことを明らかにした。

 

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Posted on 2019年6月12日 by 紙上正彦 Categories 電磁波担当の独り言ブログ

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